VIVA LA ROCKは今年初めて行われた室内型ロックフェスで、とにかく音楽への愛が伝わってくるフェスだった。これから何年も続いていくフェスになると思う。きっとどのフェスの1年目よりも充実した、愛のこもった空間になっていただろう。このフェスはRIGFやROCKS
TOKYOなどのフェスを手掛けたMUSICA元編集長の鹿野淳が手掛けているのだが、このフェスが成功したのも、こんなにも愛のあふれた空間になったのもすべてこの人のおかげだろう。このフェスは他の邦楽中心のフェス、例えばRIJFや室内で行われるCDJ同時期に開催されるメトロックとは大きく違ういくつかの試みがあった。
2014年5月30日金曜日
2014年5月29日木曜日
クリープハイプの本音
クリープハイプに裏切られた。そんな気持ちになった。移籍騒動があって武道館後にシングルが出ると聞いたとき社会の窓の“オリコン初登場7位その瞬間にあのバンドは終わった だってあたしのこの気持ちは絶対シングルカットできないし”みたいな“曲も演奏もすごくいいのに なんかあの声が受け付けない”みたいなそんな毒のある曲なんじゃないかと思った人は少なくないだろう。実際武道館の1日目では寝癖を歌い終わった後「社会の窓みたいな曲だと思ってたでしょ?もうあんな曲は歌いません!」といい2日目では“初めましてビクターからユニバーサルシグマに移籍しました”という歌詞から始まる強烈な“ラブソング”を歌ってくれたのだけれども。武道館で歌われた新曲は全然そんな曲じゃなくて、ライブで盛り上がるHE IS MINEみたいな曲じゃないし、社会の窓みたいな強烈な毒もないけれど、すごくクリープハイプらしい左耳みたいな彼らにとって重要な曲になっただろう。社会の窓みたいな曲でもよかったかもしれないけど、私はこの曲で彼らが「俺たちこんなもんじゃないんだよ」ということを見せてくれたような気がした。
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