いろんな音楽に溢れている中で、今自分が聴いたり、好きなアーティストに出会ったきっかけってなんだろうって、ふと考えながら歩いてました。CDショップ、フェス、メディアだったりってのが主なのではないでしょうか。まだまだ、出会えてない音楽がいっぱいある。今回は数ある出会いの手段の中の一つを提案・紹介させてもらえればと思います。
まだ知らぬ音楽に出会う手段、それがコンピレーションアルバムです。コンピレーションアルバムは、あるテーマに沿って1枚のアルバムに多くのアーティストの曲が収録されているので、必ずともすべてを把握しているわけではないと思います。例えば、「ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2013」これはアジカンが主催するNANO-MUGEN Fesに出演するアーティストの曲を集めたものです。アジカンがおすすめしているなら聴いてみたい、なんてファンなら思うかもしれない。ここで初めて聴いた曲に心を奪われた、なんてファンもいるかもしれない。そういった意味で、いろんな音楽に出会える大事な入り口なのではないでしょうか。
私は、そんなコンピレーションアルバムの中から紹介したいものがあります。それは、THE NINTH APOLLOが9月16日に発売する2013年サンプラーCDです。
THE NINTH APOLLOを知らない方もいると思うので軽く。大阪にあるインディーズレーベル。パンク、スカ、メロコアなどのジャンルのバンドが所属しています。このレーベルは年に一度、所属バンドの曲を収録した、コンピレーションアルバムを作成しています。今回、収録されているアーティストと曲はこちらです。この中だと、SHANKなどを知っている人は多くいると思います。
1.39degrees / not in my lifetime
2.THE SKIPPERS / PRICELESS
3.HOT DOG / Drunk as a fish
4.Day tripper / Hope
5.BEAST / ココナッツバナナビーチ!! in沖縄
6.FEELFLIP / Drunken Drunker
7.SHANK / Two sweet coffees a day
8.JELLYFiSH FLOWER'S / 喜びの歌
9.My Hair is Bad / 最近のこと
10.T.C SPEAKER / All of my heart is all
for you
11.POINT-UP / luck left me
12.松尾昭彦 / 時計
13.椎木知仁 / あの頃のバンド、2つ目のバイト
14.NOA / Love song
14のアーティストと曲が収録されています。THE
NINTH APOLLOが今聴いてほしいアーティストの聴いてほしい曲がつまったCD。タワーレコードやIMCで取り扱われるそうで、価格は100円です。曲を聴く方法は多様にある中で、CDを手に取って音源を聴いてほしいという思いから、また、中高生にも気軽に聴けるようにと。この圧倒的なボリュームを体感してください。シングルでもなく、14曲もつまったアルバムが100円で聴くことができる機会なんてそうそうないと思います。パンクロックなんて激しい曲普段は聴かない、なんて人もぜひ手に取ってほしい。このアルバムを聴いて、他の曲を聴きたいと思ったきっかけが、声でもメロディでも歌詞でもなんでもいい。まっすぐ、がむしゃらに鳴らしている彼らの音楽を聴いてほしい。あなたにあった曲がこの中から見つかるといいなって思います。曲を聴いた興奮のまま、是非ライブハウスに足を運んでみてください。
Text by Shun Ikeda
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