怒涛の夏フェスシーズンも終わりに近づいてきましたね。
今回は、音楽フェスに行ってみたいけれど、参加への一歩を踏み出せないに人に向けた記事です。内容はずばり「音楽フェスに行くにはどれくらいのお金が必要なのか」です。
朝から夜までいろいろなアーティストがライブをして、美味しいフェス飯があって、場合によっては自然を体験できて、そういう情報はよく耳にすると思います。ライブレポートや参加者の感想を読めば、“なんとなくフェスってこういうものなのだろうな”という想像はつきますよね。けれど具体的なことが分からないから、参加に踏み切れない。お目当てのアーティストの演奏時間はワンマンより短いし、ライブハウスに行くよりお金もかかりそうだし、今年も行かなくてもいいかなぁ。そんな人が結構いるのではないでしょうか。
というのも、私自身がそうでした。毎年行ってみたいとは思いつつ、会場までの交通手段や費用など具体的な情報が得られず、なんとなく参加を諦めてしまっていました。もちろんフェスで使う金額に個人差はあると思いますが、そうした理由で参加を躊躇している人の参考になればと思い、私が今年参加した夏フェスでかかった費用を記載しようと思います。
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」8月2日
・チケット代(一日券) 11500円
・交通費(ツアーバス 東京―会場:茨城) 4800円
・グッズ代 5500円
・クローク代 500円
・飲食費 3000円
→合計 25300円
「SWEET LOVE SHOWER 2013」8月31日
・チケット代(一日券) 9500円
・交通費(ツアーバス 東京―会場:山梨) 4200円
・クローク代 500円
・飲食費 3000円
→合計 17200円
実際に合計金額をご覧になってみていかがでしょうか。ちなみに、今回どちらも日帰りでの参加のため宿泊費はかかっていません。2日間・3日間続けて参加するとなると会場近くに宿泊する必要があるため、宿泊費が+αになります。
ここからは、金額に個人差が出るものを挙げていきます。
1、交通費
家から会場までの距離・交通手段(自家用車・バス・電車etc…)
2、グッズ代
オフィシャルグッズやアーティストグッズを買うのか
3、飲食費
飲み物を持参するのか・何を食べるのか
こうして挙げていくと、基本的にかかる費用は人それぞれなのだと分かります。しかし、誰もが少しでもお金をかけずにフェスを楽しみたいですよね。そこで、最後に私が紹介するのは「ちょっと得する節約術」です。
まず、チケット代について。私が上記に挙げた二つのフェスには、早割チケットというものが存在します。これは、出演アーティストが発表されていない早い段階だと、本来の値段より少しだけ(500~1000円程度)安くチケットが購入できるというものです。そのフェスの雰囲気が好きで、毎年行くと決めているというような人にオススメです。次に交通手段について。出発地から会場までの距離・会場の場所によって変わってきますが大人数で参加する場合、ツアーで参加するよりも自家用車やレンタカーを使用したほうが安く済むということがあります。最後に飲食費について。会場の飲み物は割高です。スーパーなら100円で買える500mlのペットボトルが、会場では200円なんてこともあります。100円の違いですが、塵も積もれば…です。こう考えるとできるだけ持参していきたいですね。
今回お金の話ばかりしてきましたが、会場での体験はプライスレスです。今年、少しでもあのフェスに行けば良かったと後悔した方。ぜひ次は参加してみてください。映像やライブレポートでは味わえない感覚が“そこ”には存在していることでしょう。
Text by Risa Shiraki
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